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-こんにちは。よろしくお願いします。-先生のご専門は何ですか。
(井上院長)
もともとは放射線科診断です。
ご縁があって透析治療を行っている個人診療所に勤めることになって、それから透析治療に10年ほど携わっています。
-放射線科診断というのは始めて聞きました。
(井上院長)
一般的には馴染みがないかもしれませんね。
レントゲン・CTスキャン・MRI等で行う、脳・心臓・骨・血管等の撮影はお聞きになったことがあるかと思います。その撮影した写真をみてどういう病気があるかを診断するのが放射線科診断医です。
-それらの検査は透析医療でも行うように聞いています。
(井上院長)
そうですね。
毎月、胸の写真を撮っていますね。心臓の大きさや肺をみています。
あとシャントの造影というのもありますね。
-透析治療と出会ったのは10年ほど前とのことですが。
(井上院長)
はい。全国には腎クリニックなどと呼ばれている個人診療所があります。
私が勤務していたのも、その1つで、掛川共立クリニックのように大きな透析室はなく、人工透析外来だけでなく一般内科外来もあるような診療所です。
-先生からは、とても穏やかなイメージを受けました。
(井上院長)
確かによく言われます(笑)
性格的にのんびりしていますので、外科のように手早く反射的に処置していくのは苦手ですね。
患者様をじっくりみて、対策を考えて、改善をしていく慢性疾患の治療は自分には合っているのかなと思います。
-10年間、透析治療をしてきて、心がけていることは何でしょうか。
(井上院長)
患者様のお気持ちが第一ということですね。
患者様が何も話したくない時もあると思います。医療的に緊急な対処が必要でなければ、こちらからはあまり聞かないですし、私から話さない方がいい時もあります。
-なるほど。
(井上院長)
2つめは、患者様がお話ししてくださっている時は、傾聴するということですね。
高齢の患者様ですと聞き取りにくいことがありますが、途中で聞き返すだけで話しが止まってしまいます。また、話しの内容が予想できても途中で遮ることはしないで最後までお聞かせいただきます。
できるだけ患者様のお話を聞く時間をもちたいですね。
-それは患者様にとって嬉しいことだと思います。
(井上院長)
もちろん、看護師などスタッフが話しをお聞かせいただいていると思いますが、医者に直接話したいこともあるでしょうから、患者様のペースでお話しいただくのが良いと思います。