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掛川共立クリニック通信 Vol.2 [2011/7/20]


バックナンバー [Vol.1

災害対策を見直して強化しています

●災害時のマニュアルを見直し
2010年の8月頃から、災害が起きた時の行動について見直してきました。3月の東北の震災での情報も入ってきていますので、さらなる見直しに取り組んでいます。
災害時の行動をいつでも確認できるように、透析室内の数カ所にある時計の下に張り出しました。避難訓練を定式的に行っていますが、スタッフがパニックになることがあれば患者様を安全に避難させることは出来ないので、いつでも確認できることは大切です。
また、災害が発生した場合のリーダーが誰かわかりやすくするために、防災委員を日毎の当番制(日勤・夜勤で1名ずつ)にしました。

●より素早い避難のための工夫
避難経路、避難順序なども災害対策委員会が中心となって細かい点まで確認しています。
患者様は歩ける方もいらっしゃれば、介助や車椅子での移動が必要な方もいらしゃいますので、避難順序やスムーズなスタッフによる避難支援も大事です。
患者様ひとり一人に災害袋をお渡してあり、透析治療の時には、必ず持参していただいています。一人で歩けない方と歩ける方が誰でもすぐに分かるように、災害袋に付けているネームの色で区別できるようにしています。避難時には「何色の人を手伝ってください!」と言えば、スタッフ以外の方が避難の手伝いに来て頂いた時でも認識できるようになっています。

●災害袋の活用
災害袋は、東北の震災前から活用していました。
災害袋はお出掛けする際には必ず持っていってくださいとお願いしています。中には災害の手引きと、3日分のカリウムを下げるためのお薬、それから患者様毎の透析条件を記したものが入っています。
透析条件というのは、災害時に当院以外でも透析治療が出来るようにするためのものです。患者様のお名前、感染症はあるか、4時間透析をしているのか、ドライウエイトはいくつなのか等、基本的なことが書かれています。以前はもっと細かいことを記載していましたが、今回の震災で、まずは透析をする形になることがわかりましたので、ダイアライザーの種類など細かいことは書いていません。
これまでは、災害袋を忘れる患者様もおみえでしたが、震災以降は忘れる方はいなくなりました。災害に対する患者様の意識は確実に高まってきたと思います。