HOME > 透析Q&A > 運動方法 トレーニング

>>前のページに戻る

透析Q&A

● 分類

全ての質問と回答(520)
透析の基礎知識の入手(8)
透析治療の導入(24)
透析治療について(203)
腎移植について(3)
腹膜透析について(16)
日常生活・食生活(75)
仕事(5)
合併症(124)
高齢者・介護(7)
保険・医療費・公的支援制度(11)
保存期腎不全(4)
妊娠・出産(7)
病院の選び方・つきあい方(33)
医療・介護従事者からの質問(19)
ご家族/ご友人のサポート・お見舞い(12)
災害時・天候不良時の備え(1)
その他(38)

Q133.

透析治療をしている人におすすめの運動法は?

● 運動を制限する必要はありません

透析治療をお受けになっているからといって、 運動を制限する必要は、全くと言っていいほどありません。
(ただし主治医の先生には必ず事前に相談されてください)

フルマラソン(42.195km)を走る人も、富士山に登る人もいます。
けれども、これはちょっと極端な例ですよね。

●息が切れない運動がオススメです

私がオススメしているのは、とにかく歩くことです。
足腰の力が弱くなってしまうと、転倒しやすくなったり、 歩くことがイヤになってしまって、さらに力が落ちてしまうという 悪循環になってしまったりするからです。

運動には大きく分けて2種類あります。
・息が切れる(ハアハアする)運動
・息が切れない運動
です。
透析治療をお受けになっている方は、息が切れない運動の方が安全です。

「有酸素運動」と呼ばれますが、一番手っ取り早い(道具もいらないし、 お金もかからない)のが、散歩です。

ただし、ご自宅のまわりをちょっと歩く、程度ではあまり効果がありません。

理想的には、40分間の散歩を毎日(あるいは、透析のない日)に 続けていただきたいと思います。

言うのは簡単で、実行するのはとても難しいことですが、 最初は10分でも20分でも、週に1−2回でもよいですから、 少しずつ運動量を増やしていってもらいたいと思います。

●閉塞性動脈硬化症という病気について

最近、透析治療をお受けになっている方で、特に糖尿病を合併されている方の中に 「閉塞性動脈硬化症」という病気が合併しやすいことが注目されています。

これは、足に行く血管(動脈)に動脈硬化が生じて、足に十分な血液が 行かないために、運動をすると筋肉が痛くなったり、 重症になると皮膚に潰瘍を作ったりする病気です。

患者さんの中には「10分程度歩くと体が重い」とおっしゃる場合があります。 歩くと足(特にふくらはぎ)が痛くなって、休んでいるうちに この痛みが消えてしまう、それで、歩くとまた同じように痛み出す、 というのが閉塞性動脈硬化症の典型的な症状です。

足が痛くならないかどうかは、ご自分でもご家族でも気をつけてください。

痛みが出るようでしたら、主治医の先生に相談をして、閉塞性動脈硬化症が ないかどうかをチェックする必要があります。


[回答日 2005/11/22]

▲ページトップへ