透析Q&A

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Q177.

父が透析をうけていて透析中、後に「灼熱感がある!」と言うのです。 看護師さんに言っているのですが変わらないとの事。 透析の機械の温度はどれぐらいまで下げる事ができるのですか?

● 灼熱感について

まず、この灼熱感についてですが、透析をお受けになっている方に ときどきみられる症状です。
透析の合併症と考えてよろしいかと思います。

● 透析治療での液温について

「透析の機械の温度」というのは「透析液の温度=液温と言います」 のことだと思います。

透析液は、ダイアライザーという人工腎臓で血液と接していますから、 液温を高くすると、血液の温度も上がり、液温を下げると血液の 温度が下がるのです。

したがって、患者様が寒がっているときには液温をあげますし、 血圧が下がったりしたときには液温を下げる、といった調節をします。

● 可能な温度は人それぞれです

お父様が、透析中や透析後の灼熱感に悩まされているとのことで、 液温を下げることによって、対処をされたいようなのですが、 何度まで下げられるかは、お父様が寒がられないかどうかが ポイントだと思います。

液温を下げていくと、寒気が出てくることがあり、通常、 それ以上に液温を下げていくことはしません。

また、血液の温度がさがると、血液そのものにも影響がありますので、 通常は35.0℃以下には下げません。

お父様は灼熱感があるのですから、寒気が来ることはないと思いますが、 自覚症状を注意深くみながら、液温を下げていくことになります。

● その他の対処方法

液温を下げていくだけではなく、透析条件を変えたり (もっと尿毒素をたくさん除去したり)、お薬を使ったり、 という治療法もあります。

もし、これらの治療法を試していらっしゃらないのであれば、 主治医の先生と相談をしてみることをお勧めします。

[回答日 2007/3/7]

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