透析Q&A

● 分類

全ての質問と回答(535)
新型コロナウイルス感染症対策(1)
透析の基礎知識の入手(8)
透析治療の導入(25)
透析治療について(204)
腎移植について(3)
腹膜透析について(19)
日常生活・食生活(77)
仕事(5)
合併症(128)
高齢者・介護(7)
保険・医療費・公的支援制度(11)
保存期腎不全(4)
妊娠・出産(7)
病院の選び方・つきあい方(34)
医療・介護従事者からの質問(20)
ご家族/ご友人のサポート・お見舞い(12)
災害時・天候不良時の備え(1)
その他(40)

Q242.

今年、透析を始めて最初の夏を迎えます。 水分制限中ですが、猛暑での脱水症状が心配です。 日中外出をして、もし脱水状態になっつたときの 対処法や予防法を教えてください。

●脱水を防ぐための予防法

脱水の予防法は、透析をお受けになっていない方と同じで、 暑さのピークの時にはなるべく外出を避けていただき、 直射日光のあたる場所も、できるだけ出ないようにすることです。

どうしても外出が必要な時には、外出前に水分を 摂ってから出ていただく方が安全ですが、どのくらいの 水分を摂っていいのかは、どのくらいの汗をかくのかが 人によって違ってきますので、経験的に知っていただくことが 重要だと考えます。

次に、透析治療を受けている方のための 脱水の予防法をご紹介しましょう。

●外出前と帰宅後の体重測定をしましょう

水分制限をされている方が、暑い夏を迎えられた時に 脱水の予防をすることは、重要でありながら難しいことです。

中2日あいた時の体重増加を4−5%以内とするように 水分制限をされていると思いますが、夏の暑い日に 汗をかくと、どのくらいの量を余計に摂取してよいのか、 わかりにくいのです。

実際には経験的につかんでいただくしかないと思われますが、 まずは、外出時間を短くしていただき、外出前と帰宅をされてからの 2回、体重を測っていただきます。

汗をかいた感じと、体重の変化から、どのくらいの量の汗が 出たのかがわかりますね。

●ある程度の水分摂取をしましょう

次には、そのご自身の「感じ」をあてにして、 外出中にある程度水分を摂っていただきます。
同じように、外出前後での体重の変化をチェックしていただければ、 外出中に摂った水分量が適切であったかどうかがわかります。

水分を摂りすぎてしまうことよりも、脱水を回避することの方が 大切ですから、ある程度多めの水分をお摂りになってしまっても 仕方ないと思いますが、このようにして、適切な水分量を 知っていただきたいと思います。

●脱水と思われる症状を感じたら

もし外出中に脱水と思われる症状が出現してしまったら、 涼しいところに移動をして、水分を摂っていただくのが とりあえずの対処と言うことになります。

できれば体重がドライウェイトからどのくらい増えている(あるいは 減っている)のかを測ってみていただくのが確実です。
つまりは、ご自宅や医療機関で体重を測ってみていただくのが 確実ということになります。

いずれにしても無理のないように余裕をもった計画をして 外出なさってください。

[回答日 2009/5/22]

▲ページトップへ