透析Q&A

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Q37.

血液透析と腹膜透析では費用に違いがありますか?

血液透析と腹膜透析(CAPD)にかかる医療費はほとんど同額です。
高血圧や貧血などの合併症に使用するクスリによって多少差が出ますが、 だいたい月に35万円から45万円くらいになります。

現在の健康保険ではほとんどの方が3割負担ですので、 この3割、つまり10万円から15万円くらいが自己負担と なるのですが、このような高額の医療費をずっと払い続けることは 多くの患者さんにとっては不可能です。

そこで「特定疾病療養制度(私たちはマル長と呼んでいます)」という 制度があって、「透析が必要な慢性腎不全」の患者さんの 医療費の自己負担は、月に1万円を限度とされています。
したがって、血液透析でも腹膜透析でも、自己負担は 月に1万円を超えることはない、ということになります。
ここまでは全国共通で、もちろん医療機関による差もありません。

さらに、多くの透析患者さんでは、身体障害1級に認定されます。
身体障害1級に認定されると、支払った医療費が返ってくるようになります。
この制度は都道府県によって若干異なっています。

まとめますと、透析療法にかかる医療費の自己負担は、 0円(身体障害1級のため)から最も高くても月に1万円。 ということになります。

ご注意いただきたいのは、これまで述べたことは すべて「慢性腎不全」という病気に対して適応されることです。
透析という治療は「急性腎不全」など、ほかの病気に対しても 行われることがあります。この場合には マル長も身体障害1級も適応されなくなりますので、 3割の自己負担が原則となります。

[回答日 2003/8/11]

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