透析Q&A

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腎臓が悪くなったときの問題

腎不全とは、腎臓のはたらきが悪い状態ですから、腎臓のはたらき1)〜7)がうまくいかなくなります。
オシッコが出にくくなりために、次の1)〜4)のような影響がでます。
また、オシッコを作る以外のはたらきもうまくいかなくなるために、次の5)〜7)のような影響もでます。
腎臓が悪くなると、さまざまな問題が引き起こされてくるのです。

1) 水分がたまってくる

オシッコの量が減りますから、体に水分がたまってしまうようになります。むくみが出たり、心臓に負担がかかったりします。

2) 老廃物がたまってくる

オシッコの中に捨てられなければならない老廃物(尿毒素)が、血液の中にたまってくるようになります。あまりたくさんたまりすぎて症状が出てくると「尿毒症」と呼ばれます。

3) 電解質の調節ができなくなる

電解質の中では、増えてくるものと減ってしまうものがあります。
たとえばカリウム(K)は増えてしまい、カルシウム(Ca)は減ってきます。電解質はちょうどいい値に調節されていることが必要ですから、増えても減っても、体にとっては不都合です。

4) pHが下がってくる

血液は酸性に傾くようになり、pHは下がってきてしまいます。
では、酸性になるかというとそうではなくて、pHが7.28とか7.30とか正常値よりも小さくなるだけで、弱アルカリ性であることは、維持されます。
血液が酸性になってしまっては(つまり7.00よりも小さくなってしまっては)生命の維持ができません。

5) 血圧の上昇

血圧は上昇するケースが多くみられます。
レニンが過剰に分泌されて、前述のアンジオテンシン−アルドステロン系が必要以上に活性化されてしまうためと、水分が過剰になるためとが、主な原因です。

6) 貧血

造血を指示するエリスロポエチンというホルモンが、分泌されにくくなりますので、貧血になります。

7) 骨の異常

ビタミンDの活性化が行われにくくなるため、ビタミンD不足が生じます。
また、電解質のところで触れましたが、血液中のカルシウムが足りなくなることも加わって、骨がもろくなりやすくなります。

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