[回答]
透析療法は、われわれ医療従事者にとっても、患者さんやご家族にとっても、合併症との戦いです。
心筋梗塞や脳卒中を引き起こす動脈硬化、悪性腫瘍や肺炎といった、直接命に関わる合併症から、骨折・かゆみ・不眠といった、 それ自身は命に関わらないとしても、患者さんを苦しめる合併症まで、さまざまな合併症に悩まされます。
もちろん、透析を受けることそれ自体が苦痛であるとしても、これらの合併症がなかったら、透析は今よりは明るいものとなるはずです。
当法人のことになりますが、透析自体の施設以外にも様々な施設を設けているのは、透析という医療が、合併症との戦いであるからです。
そして、スタッフにも高度な専門知識や、経験が求められるのです。
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