透析Q&A

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[Q25]90歳前後の高齢者のことで質問です。 人工透析が必要になりました。メリット・デメリットを教えてください。 また、人工透析をしないですむ方法はあるのでしょうか?


 

[回答]


ご高齢の方の透析、となると「メリット」と呼べるものは ほとんどないと思います。

透析治療は(血液透析ということですが)、週に3回の通院が必要ですし、 透析中に血圧が下がって大変になったり、吐き気がしたり、 という症状が出ることがあります。


お年寄りの方にとって、決して楽な治療ではありません。

もちろん、こういう症状には個人差があって、 かなり楽に透析を受けることができる方もいらっしゃいますが。


では、そんなにつらい治療ならば、クスリで対処できるか、 というとそれは不可能です。


もともとクスリでは治療しきれなくなってしまった腎臓病 (慢性腎不全)を透析で治療するのですから、 透析が必要だけれどしないでおけば、生命の維持が 難しいということになるのです。


できるだけ、体に負担をかけずに、かつ、在宅で、ということであれば 腹膜透析(CAPD)という方法もあります。

血液透析とCAPDのどちらがいいか、ということに関しては 一概に言えませんので、主治医の先生とよく相談してみてください。


これは、参考までにですが、全国でみると90歳以上の方は約230人、 95歳以上の方も30人ほどの方が透析(血液透析・腹膜透析)を 受けておいでです。


[回答日 2002/5/19]

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