[回答]
結論から申し上げて、心臓に負担がかかる可能性はほとんどありません。
血液を採る方（動脈側）の返血は、圧力が高くなっているために、 生理食塩水のバッグを握ったり、バッグの高さを高くしたりしないと、 きれいに血液がお体に戻らないことがあります。
返血はできるだけきれいに行って、少しでも血液を無駄にしたくありません。
ですから、生理食塩水のバッグを強くおさえることもあるのです。
このようにして注入された生理食塩水は静脈という 血管（実際にはシャントですね）を通って心臓まで運ばれますが、 このバッグを圧迫するという操作が、自然落下で食塩水を流す操作と 比べて心臓に負担がかかることはありません。
