[回答]
心臓が大きくなる原因には2つのことが考えられます。
ひとつめに考えられるのは、水分がたまってくるためです。
腎臓は飲んだ分だけの水分をオシッコとして出してくれるはずですが、 腎臓の働きが悪くなると、飲んだ量よりも少ない量のオシッコしか 出ないようになります。
そうするとお体に水分がたまることになります。
たまった水分は、むくみになったり、心臓を大きくしたり、肺にたまって 呼吸困難を生じたりします。
水分がたまっているようでしたら、利尿剤(ラシックスなど)を 使ってオシッコの量を増やすように試みますが、クスリの効きが 思わしくないようだと、透析を行って水分を除去するようにします。
ふたつめに考えられるのは、心臓の働きが悪くなってくることです。
心臓は拡張と収縮を繰り返すことによって、血液を全身に送り出すポンプの 働きをしているのですが、この収縮する力が弱ってくる(つまりは心臓の 働きが弱ってくることです)と、心臓の大きさが大きくなります。
おそらく、胸部のレントゲンで心臓の大きさをみているのだと思いますが、 心臓の収縮力が落ちていないかどうかは、心エコー(超音波)で診ることが できます。
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