[回答]
本当です。
透析をお受けになっている方の皮下出血はよく見られます。
一番の原因は、血小板の働きが低下していることだと考えられます。
定期の血液検査で、血小板の数が測定されていますが、この数値が 正常でも、働きが抑制されていると、皮下出血を生じやすくなります。
それでは、血小板の働きをどのように調べるか、となると、実はこれが 簡単ではないのです。
けれども、多くの透析をお受けになっている方では、血小板の働きが 正常よりも悪くなっていることが知られています。
ヘパリンの影響も無視できませんが、残血対策として ヘパリン(低分子ヘパリン)を使うことは、必ず必要ですので、 皮下出血ができるからといっても、ヘパリンを減量できないことも よくあることです。
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