透析Q&A

  • いい透析ドットコム

[Q137]父が透析を行った日の夜は、いつも苦しそうです。本人は「血糖値がさがったから」と言って、飴をなめて、体調を整えようとして、しばらくするとおさまるようです。

(質問のつづき)

家族としてはその様子にハラハラさせられてしまうのですが、家族はどういう対応をすればいいいのでしょうか。

 

[回答]


● なぜ飴をなめるのか?その方法でいいのか?


お父様は糖尿病を合併されているでしょうか?

また、糖尿病の治療のため飲み薬を使っていたり、 インスリンの自己注射をされていらっしゃるのでしょうか?


糖尿病の治療をお受けになっている方では、 透析で血糖が下がることが時々あります。


血糖値が低下したときの対処としては、お父様がされているように アメや砂糖を摂取することでよろしいのですが、毎回のように 血糖が下がってしまうのであれば、透析日は飲み薬やインスリンを 減量して、血糖の低下を予防する方がよろしいかと思います。


この点に関しましては、主治医の先生に相談をしてみて下さい。


● ご家族の対応方法について


低血糖の時のご家族の対応ですが、アメは口の中で溶けてから 胃や腸に届いて、それから吸収されて血糖を上昇させるので、 時間がかかります。


できればお砂糖(コーヒー用のグラニュー糖など)の方が 効果が早まります。


また、低血糖が重症化すると意識を失ってしまいますが (これを低血糖性昏睡と言います)、 もし、口の中にアメがある状態で意識を失うと アメがのどに詰まって窒息する危険があります。


砂糖であれば、溶けてしまうため、窒息することがありませんから この点からも、アメよりもお砂糖をお勧めします。


● しっかりと確認はしたほうが良いと思われます


また、もし糖尿病の治療をお受けになっていないのであれば、 透析治療で血糖が下がってしまうことはそうありませんので、 お父様の症状が低血糖によるものかどうかを確認する必要があると思います。


アメをなめていると、しばらくして症状が治まるとのことですので、 おそらく低血糖でよいのだとは思いますが、もし糖尿病の治療を お受けになっていないのに、このような症状が出ているのであれば 詳しい症状を主治医の先生に報告して、原因を突き止めていただく 必要があると考えます。


[回答日 2005/12/29]

関連記事

[回答] ●骨密度が低下しやすい 透析をお受けになっている方は、骨密度が低下しやすいことが知られています。 ●治療方法について 治療としては、飲み薬や注射の薬が使われます。 新しい薬も出てきています。 ご質問にあるように、注射の薬で、骨密度がかなり改善するものも使われるようになってきました。 ●副作用について しかし、どの薬であっても副作用を考える必要があります。 どの薬がよいのかは、他の検査(副

(質問のつづき) 頸椎に少し炎症が見られているそうで、化膿性頸椎炎と説明がありました。どのような原因が考えられるのでしょうか? [回答] ●化膿性頸椎炎について 化膿性脊椎炎(お母様の場合は、頚椎ですので化膿性頚椎炎です)は、免疫の力が低下した人に時々みられる感染症です。 透析をお受けになっている方にも起きることがあります。 ●原因として考えられること ご質問では、カテーテルを刺したところから菌が

(質問のつづき) 挿入部はガーゼでテープ止めや保護フィルムなどで覆っているのでそれを取るような事はしませんが痒くて手がそこに行くようです。私は経験ないので母の痒みがどんなのか分かりませんが、その挿入部の痒みは取れないのでしょうか?これからずっと一生続くものなのでしょうか? [回答] ●痒いという訴えは比較的よくお聞きします 私たちはカテーテルの挿入部を「刺入部」と呼んだり「出口部」と呼んだりしてい