透析Q&A

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[Q447]脳梗塞となって半月後、透析時の左脚の灼熱感があります。先生に相談しても脳梗塞から来てるからと云われて、特に治療の指示はありません。

(質問のつづき)

どこからしゃく熱が来てるのか対処方法などがあればお教え下さい。

 

[回答]


●足の灼熱感について


腎不全の合併症に「burning foot」と呼ばれる足の灼熱感があります。

直訳すると「燃えている足」と言うことになります。


冬でも足を布団から出して寝たり、氷水を入れたバケツに足をつけたりするほど重症になる方もいて、患者さんを悩ませます。


糖尿病の方にも同じような灼熱感の合併症が知られています。


●症状から推察すると


ご質問者さんの症状ですが、左足だけに生じているようです。

透析時の脚の灼熱感ちうことですが、透析をお受けになっている時以外は灼熱感は生じていないのでしょうか?


腎不全や糖尿病の合併症としての灼熱感は、両足に生じることが多く、また、透析中だけではなく、夜間の就寝中にも症状が強く出て、不眠の原因となったりします。


もし、症状が左だけで、かつ透析中だけだとすると、腎不全によるものでは無いのかも知れません。


主治医の先生は「脳梗塞から」とおっしゃっているようですが、もし、そうだとだとすると、なぜ透析中だけその症状がでるのか、うまく説明できないと思います。


●いくつかの対処方法


腎不全による症状であれば、対処は透析の強化です。

つまり、尿毒素をよりたくさん除去するように、ダイアライザーや血流や透析時間を調整し、可能であればHDF(血液濾過透析)という治療に切り替えてもらうとよいと思います。


また、お薬では黄連解毒湯という漢方薬を使いますが、実際の有効率はそれほど高くありません。


糖尿病が原因の場合には、サインバルタという名前のお薬(抗うつ剤です)が有効である、という報告があります。


主治医の先生と相談をしながら、治療を進めていって下さい。


[回答日 2017/4/25]

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