透析Q&A

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[Q477]透析をはじめて4年になります。インタクトPTHの値が、2年前は180でしたが、200、300と徐々に上がり、現在は500代になってきて心配しています。

(質問のつづき)

生命予後に関わる数値と聞いたことがありますが本当でしょうか。インタクトPTHは、透析年数によって上がってくるものですか。数値を下げるために有効な食材などはあるのでしょうか?

 

[回答]


●インタクトPTHとは


PTHとは副甲状腺ホルモンのことです。


このホルモンは骨を溶かして、血液中のカルシウム濃度を維持する役目を果たしています。


そのため、PTHが高いと骨が悪くなる(骨密度が低下して、骨折しやすくなる)のですが、それだけではなく、血管の石灰化などから生命予後に関わることが知られています。


●透析年数との関係とコントロールの目安


透析年数が長くなると、インタクトPTHは上昇しやすくなります。


高値の状態が続くと生命予後が悪くなることがしられています。


そのため、日本透析医学会のガイドラインでは、インタクトPTHの値を60-240の間にコントロールするように推奨されています。


●数値を下げるために有効な食材


PTHはリンが高いと上昇しやすくなることがわかっていますので、食事内容としては、リンを制限することが有効です。

また、リンを低下させる薬剤も使用されます。


食材として、PTHを下げるのにお勧め、と言うものはないと思います。


[回答日 2018/7/30]

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