透析Q&A

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[Q502]食事を開始するまで、DWを切らないギリギリのところで時間除水を設定し、食べ始めから残りの分の除水を均等割りしました。おのずと食事開始からの時間除水は上がります。

(質問のつづき)

後日、HDの経過表を見た非常勤の医師に後半から除水を上げるのは危険と指摘されました。本当に危険なのでしょうか?

 

[回答]


●医師が危険だと指摘した理由


一般的には、透析前半の方が時間あたりの除水量を増やしやすく、透析後半になると、除水によって血圧が下がりやすくなります。


ですので、食事開始となってから除水量を増やすことは、血圧が下がる誘因となり得ます。


それをお考えになって、医師が「危険だ」だと判断したのだと推測します。


●患者さんそれぞれの状態に合わせた透析治療


ただし、例外もあり、後半に除水を増やしても血圧が下がらない患者さんもいらっしゃいます。


また、体重増加が少なく、除水量もわずかの患者さんの場合、前半(食前)に除水量を増やしても、均等に除水をしても、後半に除水量を増やしても、あまり大きな差が出ないこともあります。


ですから、個々の患者さんの状態をみながら、食前(透析前半)に多めに除水をするのか、後半に除水量を増やすのかを決めていけばよいと考えています。


ただ、できるだけ安全な透析を考えるということであれば、透析前半に除水量を増やしておいた方がよいように思われます。


非常勤の医師であっても、透析の現場を診る医師です。その先生と透析室のスタッフと、十分に話し合いをしながら治療方針をお決めになって下さい。


[回答日 2019/10/16]

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