透析Q&A

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Q30.

夫が人工透析をしています。子供が腎臓病にかかりやすい可能性は高いのですか?

ある男性の透析患者さんのお子様が腎臓病になりやすいかどうかは、 その男性の「原疾患」がなんであるか、によって判断されます。

遺伝的な心配があるようでしたら、主治医の先生に相談されると その原疾患から適切なお答えをいただけるのではないかと思います。

さて、少しだけですが、病気と遺伝性についてお話しましょう。

腎臓病の中には、明らかな遺伝性が認められているものがあります。
たとえば、「アルポート症候群」という病気は、難聴と腎不全を ともなう病気ですが、男性に多く、また、遺伝性が認められています。
男性には限りませんが、「多発性嚢胞腎」という病気は 優性遺伝であり、透析が必要となることが多い病気で、 この家系の方は、親子や兄弟で透析を受けていらっしゃる方も 少なくありません。

しかしながら、これらの病気は透析を受けていらっしゃる方の中で 特に多いわけではありません。
現在、透析を受けている方の、腎臓を悪くした元の病気 (これを「原疾患」と呼んでいます)で何といっても多いのは 糖尿病と慢性腎炎です。

糖尿病はある程度遺伝性が確認されている病気ですが、 もしも糖尿病になってしまったとしても、きちんとした治療を 続ければ、必ず透析になるわけではありません。

慢性腎炎は、遺伝が疑われているタイプのものもあるのですが、 多くの場合は遺伝性はないと考えてよいと思います。

このように、人工透析をしているといって、その理由はさまざまな ものが考えられますので、主治医の先生に相談されてみてください。
[回答日 2003/5/26]

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