透析Q&A

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[Q540]88歳の母は、透析治療を始めて1年半になります。一年前から胸のパーマーネントカテーテルになり、少し前から痛みがあるようです。一か月たっても痛みがあるので再度MRI検査をしました。

(質問のつづき)

頸椎に少し炎症が見られているそうで、化膿性頸椎炎と説明がありました。どのような原因が考えられるのでしょうか?

 

[回答]


●化膿性頸椎炎について


化膿性脊椎炎(お母様の場合は、頚椎ですので化膿性頚椎炎です)は、免疫の力が低下した人に時々みられる感染症です。


透析をお受けになっている方にも起きることがあります。


●原因として考えられること


ご質問では、カテーテルを刺したところから菌が侵入したのではないかと御心配をされていると推察いたします。


カテーテルから入ることがありますし、カテーテルを入れていない方では、シャントの針を刺したところから菌が侵入することもあります。


また、これらとは別に、呼吸器系(気管支や肺)や消化器系(腸)、泌尿器系(膀胱など)から菌が入ってきて、血流に乗り、化膿性脊椎炎を起こすこともあります。


どの侵入経路で感染したのかは、どのような菌が検出されるかで、ある程度推測ができます。


培養検査と言いますが、どのような菌が出て、どの抗生物質が効くかの検査をされていると思いますので、主治医の先生にお尋ねになっては如何でしょうか?


●治療方法について


治療は抗生物質を使っていくことになります。


免疫の力が低下している人の場合は、どうしても抗生物質の効きが悪くなりますので、きちんと治ってくれるかどうかは経過をみていかないとわからない、というのが正直なところです。


お母様の回復を心から願っております。


[回答日 2022/1/31]

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