透析Q&A

  • いい透析ドットコム

[Q145]タンパク質をとりすぎるのは腎臓に良くないと聞きました。本当ですか?


 

[回答]


●タンパク質の過剰な摂取に注意!


タンパク質の過剰な摂取は、たとえ腎機能が50%以下でなくても 糸球体に負荷をかける可能性があります。


タンパク質を摂りすぎると、不要なタンパク質は尿素窒素に代表される 尿毒素になります。

この尿毒素は腎臓からオシッコの中に捨てられなければなりません。

たくさんの尿毒素が体から捨てられるためには、 腎臓はよけいな仕事をしなければならないのですから、 それで腎臓に負担がかかるのです。


●腎機能が低下している方に低タンパク食が勧められる理由


腎機能が正常の50%ということは、おおざっぱに言って糸球体の数が 正常の50%に減ってしまっていると考えて差し支えありません。

そうすると、通常のタンパク質の量を食べたとしても、一つ一つの 糸球体は、正常の場合の倍の量の尿毒素を処理しなければならないのです。


タンパク質を摂りすぎると、糸球体内の圧力(これが「濾過圧」です)が高まって、 糸球体に負担をかけることがわかっています。

また、タンパク尿は、尿細管というオシッコの通り道を通る際に、その尿細管に ダメージを与え、その結果として糸球体にも障害が及ぶことも知られています。


また、尿毒素の中には直接腎臓に悪影響を及ぼす物質があることも 知られています。


このような理由から、腎機能が低下している方には 低タンパク食が勧められるのです。


[回答日 2006/3/7]

関連記事

[回答] はい、基本的には問題なく戻ることができます。 ただし、戻りたい(転院したい)とお考えの病院に、透析の空きベッドがない場合は、引き受けていただけません。 また、透析導入病院(透析を始める病院)の中には、透析導入と合併症の入院透析だけを行い、外来通院の透析は行わない、という病院があります。 この場合も、引き受けてもらえないと思います。 まずは、現在透析をお受けになっている病院で、転院をしたい

(質問のつづき) 痩せている自覚もなく食欲もあるので、DWを下げられると、また食事を減らさなきゃと辛くなります。 [回答] このようなご質問は、多くの患者さんから寄せられます。 まず、DWを下げようと指示が出た場合ですが、食事を減らす必要は全くと言っていいほどありません。 減らしていただきたいのは塩分と水分だけであって、エネルギー(カロリー)やタンパク質などは、これまで通りでよいですし、場合によっ

(質問のつづき) 主人は週3回の透析を受け体力もないのは本当にわかっています。私が精神的にしんどくなりました。 [回答] 透析をお受けになっているご本人にとっても、パートナー様にとっても大切な問題ですね。 ●透析をお受けの男性でみられます 透析をお受けの男性では、勃起不能や勃起持続時間の低下を認めることがしばしばあり、このため、性行為に関心がなくなったり、性欲が低下したりすることが多いことが知られ