top of page

透析Q&A

  • いい透析ドットコム

[Q153]透析効率が悪い場合どのような対処方法があるのですか? また体への影響はどの程度あるのでしょうか?


 

[回答]


透析効率をよくする方法、つまり1回の透析でもっとたくさんの 尿毒素を除去する方法ですが、基本的に次の3通りがあります。


1)透析時間を延ばすこと

2)ダイアライザーを大きくすること(場合によっては膜の素材を変更すること)

3)血流を増やすこと


一番望ましいのは透析時間を延長することです。

ですから、3時間透析など、短時間の透析を行っている施設もあるのですが、 私たちは、患者さんの同意が得られれば透析時間を延ばすようにしております。


また、透析効率がよくない時のからだへの影響についてですが、 どの程度の効率不良か具体的なデータがないと何とも言い難いのです。

少なくとも、日本で行われている標準的な血液透析で、多少効率が悪い程度であれば 数年で命に関わるようなことはありません。

これも主治医の先生にご質問されてみてください。


私たち透析医は、より良質な透析=生命が長く続くだけではなく、合併症もなく、 安全で快適な透析をめざしています。

日本の透析が世界的に見ても最高の水準となっているのは、 よく知られていることですよね。

ですから、あなた様の透析効率をよくしようとされている主治医の先生や 透析スタッフの方は、長い透析ライフを「もっとよくしたい」と願って、 効率を追求しているのだと思います。


これもご存じのことと思いますが、現在の保険制度では透析時間を延ばしても、 透析施設がもらえる医療費は一定ですから、時間が長いほど収益は 悪化するようになってしまっています。

このような状況で、時間延長を勧めてくれるところであれば、 患者さんのことを考えてのことと思っていただいてよいと思います。


[回答日 2006/5/16]

bottom of page