(質問のつづき)
また、母が一番気にしているのは食事での塩分制限です。現在でも塩分制限が厳しいと感じていますが、ますます厳しくなるものでしょうか?
[回答]
腹膜透析はお嫌だということであれば、もし透析療法が必要になった場合は、血液透析ということになりますね。
●塩分制限の必要性について
塩分制限の必要性は、オシッコの量が減ってしまうかどうかに大きく影響されます。
透析療法が始まっても、腎臓病は進行しますので、次第にオシッコの量が減っていきます。
そして、オシッコの量が減ると、塩分の制限も厳しくなってきます。
●やってみなければわからない部分が大きい
すでにお聞きになっていると思いますが、腹膜透析よりも血液透析の方がオシッコの量が減りやすいことが知られています。
ですが、血液透析をお受けになっていても、十分な量のオシッコが出ていて塩分制限もそれほど厳しくない方もたくさんいらっしゃいます。
この点については「やってみなければわからない」部分が大きいです。
いずれにしましても、お母さまのお気持ちを大切に、主治医の先生と一緒にご検討いただければと思います。
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