[Q94]HDFのA液とB液は、混ざっていないといけないと聞きました。それは何故ですか?
[回答] HDFで体の中に補充される液(置換液と呼んでいます)は A液とB液とを混合してから、使用するように作られています。 これが混ざっていないと、A液のみ(あるいはB液のみ)が お体の中に入ってくることになりますが、これは治療には 不都合な成分となってしまいます。...
[Q92]患者さんが多くなってスタッフの皆さんが忙しいようです。相談するにも遠慮がちになってしまいます。
[回答] 透析を長くやっていますと、スタッフとも気心がしれてきます。 そうしますと「ちょっと忙しそうだから、私は遠慮しておこう」 というお気持ちがでてくる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、ご相談なさりたいことがあるのでしたら、 ご遠慮なさらないでください。...
[Q89]もし腕にシャントが出来ない場合に他の部分へのシャントはできるのですか?
[回答] どこにシャントが作れるかは、患者さんの状態によりますので、あくまでも参考としてお答えします。 「シャント」は、一般的には左右どちらかの腕に手術をして血管を太くするものです。 もし腕がダメなら、足(ソケイといって、足の付け根です)、それでもダメならば胸に人工血管を移...
[Q84]クレアチニンの値はどの程度気にしなくてはいけないのですか?
[回答] 保存期(透析を始める前)の腎不全では、血液の検査での クレアチニンの値は、腎臓のはたらきを示す指標です。 ですからクレアチニンの値は、低い方がいいわけですし、 クレアチニンが高くなると透析になる、ということで、 この数値に気をつかう方が多いのです。...
[Q83]シャントはどのくらいもちますか?
[回答] 「その方によります。」というのがお答えになってしまいます。 10年以上もっている方もいらっしゃいますが、早い方では半年くらいで作り直しが必要となることもあるのです。 もちろんシャントが長持ちして、手術をしなくていい期間が長いのに...
[Q80]HDFをしています。サブラッドが血中に残ったり心臓に負担かかったりしないのですか?
[回答] HDFで心臓に負担がかかったりすることはなく、むしろ心臓にとっては 通常の血液透析よりも負担が少ない治療方法です。 安心してHDFをお受けになっていただきたいと思います。 HDFは大量補液・大量除水を行う治療です。...